この度 訪問着の柄足しをしました。
20数年前に知人から頂いた染めとぼかしが綺麗な着物だったのですが・・・
色が淡い桜色と白みがかったグレーでしたのでどうしても春のイメージが強く秋から冬にかけては袖を通すことがありませんでした。
春だけではなく秋から冬にも着たいと思い
「きものの美 和」さんにお願いしました。
派手過ぎる事なく四季を感じさせてくれる草花を描いてくださいました。
先日親戚の披露宴がありましたので出来あがったばかりの
着物をきて出席しました。
柄足し前の着物を知っていた姉やいとこにも好評でした。
着物は一生物です。大切にしたいです。
rim様
店主の合田です。
rim様からご依頼の通り、四季を通して装うことが出来る着物に再生させることが出来て大変嬉しく思っています。
何よりも、rim様ご本人に気に入っていただけたことと、加えてご親族の方にもご好評だったとのことをお聞きしてスタッフ一同、大変嬉しく思っております。
このようにrim様にお気に召していただけたのも、何回もお打ち合わせを重ねたからだと思います。勿論、お会いして直接お話しは出来ませんので、メールでのやりとりとなります。
具体的には、実際に加工するお着物を送っていただいた後、当ショップ内のお着物の柄の中からお気に入りの柄をお選びいただきます。
次に【華やか】【粋(いき)】等、最終的なイメージとお好きな色目をご連絡いただきます。
すべての情報を当店で具体化し、お客様にご連絡いたします。(コンピューターを使ったイメージの提供ではありません!)
最終的にお客様に納得していただいた後、加工を開始いたします。
古いお着物も少し柄を足すだけでもイメージは大きく変わり、新しい着物として生まれ変わります。
rim様の仰る通り、着物は一生モノです。
当店の『り・きもの』で、お着物をずっとずっと大切にしてあげて下さい。
モノを大切にして一生つきあうことは、これからの時代で一番大切なeco活動にも繋がる大事なことだと思います。
和(なごみ)のお客さまは、お着物を大切にして、一生のおつきあいをされている方ばかりです。
お着物のお店を営んでいてこんなに嬉しいことはございません。
本当にありがとうございました。
きものの美 和
店主 合田吉寛