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着物の衣更え

今日から六月、更衣ですね。単衣の着物の登場です。
夏の季節を表す模様を涼しげに着こなす。お洒落の醍醐味です。
夏に着物は『暑いわ』と思っていらっしゃる方、一度ためしてみてください。自然素材の本物の着物は、肩に羽織った瞬間、風をはらみ ふっと体のまわりの空気が冷えるのが感じられます。
身八つ口があき、常にわきから新鮮な風が入ってくる着物、熱い日差しを遮ってくれる着物、単衣のため着付けも楽な夏こそ
是非 着物でお洒落して出かけてみましょう。

単衣から袷へ

お月見、ご堪能されましたか?今秋のお月様は また 格別でしたね。 ・・・と 毎年 感動します。 月を愛でること。 その 静かに流れる時と空間、 一緒に観賞し 心をひとつにできる仲間のいること ー すばらしいことですね。  秋の涼しい風をうけて、袷の季節が到来しました。日本の絹の 肌にさらっとした心地よい感触、それと同時にしっとりとした優しい風合い。これらを 存分に楽しみましょう。衣更えで お目見えする 懐かしい着物達。仕立てあがった時の喜び、着て行った数々の場面が 次から次へと思い出されて しばし幸せの時にひたります。数十年たっても 新鮮に 美しく装うことのできる着物、日本文化にあらためて感謝する瞬間です。  秋の夜長は 新春のお誂え、ご卒業ご入学のお誂えの色、柄選びに わくわくドキドキですね。

着物って きつくてキライとならないためのアドバイス

白のタオルを数枚 ふんわりとウェストラインのくびれた所に巻きましょう。
このふわふわによって、腰紐が体に食い込むのを防いでくれます。
もともと着物は苦しい感じはまったくしないものです。絹ずれと言われるように天然の絹と絹がが触れあうとちょうど良い具合に重なり合って、紐でことさら締め付けなくてもずり落ちてくることはありません。
ただ、初めてのお振袖でご心配の向きは、これらのタオルで安心です。
紐は緩めに締めていただけるようにお願いしましょうね。
また、もう一つアドバイスがあります。
寒い時期、使い捨てカイロを背中に入れたまま着付けてしまったお嬢様がいらっしゃいました。思いのほか熱くなり、着付け直すはめに......
絶対にやめましょう。

お着物での観劇、鑑賞で気をつけたいこと

新年恒例のウィーン・フィルニューイヤーコンサート。
今年もお着物と袴姿の日本人ご夫婦が何組も客席にいらっしゃるのをうれしく拝見しました。
音楽コンサート、オペラ鑑賞には正装で出かけますが、どれほど豪華なドレスも着物姿の前には色あせてしまうのをご経験になった方も多いことでしょう。
絹のしっとりした輝きが体中を包み込み、そのすべてに芸術的装飾が施されているのですから。
着物姿で歴史あるホールと一体となり、まわりの方々と共に素晴らしい時をお楽しみ下さい。
さて、その際おおきめのハンカチを是非ご用意下さい。ご鑑賞中、直接、手が前見頃に触れぬように、ご着席中にふんわりとおひざの上に広げて下さいね。


雨の季節を楽しむ『着物着こなし術』

4月に入り暖かい日が多くなってきました。
しかし、春は天気は変わりやすく雨の日が多く、そのまま梅雨に突入です。
こんな季節、着物を楽しむには、雨ゴートと腰ひもを一本用意しましょう。
着物の裾を思いきって腰より上にまくり上げます。そして帯の上あたりでひもで縛りましょう。
その上からコートを着ればもう大丈夫です。
何でも思いっきりが大切ですね。
店長 和子

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